vfc080.lzh ( Filesize: 135,347 )
フリーセルは Windows 95 に付属するトランプの一人遊びゲームです。最初はどういう戦略がいいのかなかなか解りませんが、慣れてくるとスイスイと解くことができるようになり、最後の方で自動的にカードがホームセルに移動するのは何とも気持ちのいいもので、ついつい何時間もやってしまいます。 筆者はNT3.x のころからこのゲームにはまってしまい、仕事がぜんぜんすすまないことも少なくありませんでした。そこで、このフリーセルを自動的に解いてしまうプログラムを作れば、貴重な時間を浪費しなくてすむだろうと思って、この 『vfc - フリーセルあらし』を作成しました。
■ プログラムの使い方
 ヘルプはありませんが、ステータスバーに簡単な説明がでるので、 フリーセルが好きな人だったら、だいたいわかるでしょ?
■ プログラム概要
 プログラムは以下のモジュールから構成されます。
 フリーセルゲームの状態を認識する。 
 フリーセルゲームを操作する。 
 先読みを行い、着手を決定する。 
 UI、全体の制御。 
 以下、少しだけ解説します。 
 フリーセルゲームの状態を認識する。 
 画面からピクセルの状態を読み取り、カードの状態を認識する。パターンが決まっているので一種の画像認識ではあるが、ちょー簡単である。エースはスーツが見えないので、右ボタンでカードをクリックし、全体を表示させてから、画像を読み込んでいる。
 フリーセルゲームを操作する。 
 SendMessage でフリーセルゲームのインスタンスにメッセージを送ることで、ゲームを 操作している。メニュー(ON_COMMAND)と、マウス、それにキーダウンメッセージを使用している。
 操作自体は簡単だが、その結果フリーセルゲームがダイアログを表示する場合があり、それへの対処がちょっとだけやっかいだった。
 先読みを行い、着手を決定する。 
 パズルのプログラムをやる人には比較的簡単なプログラム。 きっとMタンやF原さんなら3時間くらいで完成させるでしょう。 でもオイラは高速化にするにいろいろ苦労した。
 UI、全体の制御。 
 特に解説することはない。
■ 現状の出来
 現状の成功率は腰をすえるモードで95%程度。人間のエキスパート(限りなく100%に近い)にはかなわないが、操作時間を考えれば、まぁ満足できる出来でしょう。
 現在の連勝記録は157。こんな人なかなかいないでしょ。
| ソフト名: | vfc | 
|---|---|
| 動作OS: | Windows 95 | 
| 機種: | 汎用 | 
| 種類: | フリーソフト | 
| 作者: | 津田 伸秀 |