ソースレベルのリンカ
今やプログラム言語はオブジェクト思考!の時代です。しかし、そんな時代にあって
も、いまだにリンクすらできないアブソリュートアセンブラが、幅を効かせているのも
事実です。
私の知るところでは、ロウエンドなワンチップCPUのアセンブラや、各種スタート
アップキットなどで見られます。また、フリーソフトとして手に入れることができる
「XASM」もアブソリュートアセンブラです。
ふたことめには構造化設計、オブジェクト思考と聞かせれている今日のプログラマー
にとって、この窮屈な環境は耐えがたいものがあります。
そこで、「Pre-Linker for Absolute Assembler(以下prelink)」は、そのような環
境でも、もなんとか分割したソースが書けないか、という発想で作成したツールです。
prelinkは、分割して書かれたアセンブラソースを、ソースレベルで1本のアブソ
リュートなアセンブラソースにつなげてしまう、ソースレベルリンカです。
その際、内部的なシンボルはモジュール識別子で拡張することによって、その衝突を
避けます。そのほかにローカルなシンボルを使うこともできます。
| ソフト名: | Pre-Linker for Absolute Assembler |
|---|---|
| 動作OS: | MS-DOS |
| 機種: | 汎用 |
| 種類: | フリーソフト |
| 作者: | わいずふぁくとりい |