参照先のセルに入力された数式を返す
「数式表示」ユーザー定義関数の説明
【機能】
 通常の組み込み関数と同じようにワークシート上で使用できる関数です。
 参照先のセルに入力された数式を返します。
 書式 =数式表示(セル)
 セル:数式を表示するセルを指定します。
 A B C
 1 =100*2/5 40 =100*2/5
 B1セルには、数式
 =100*2/5
 と入力してあるとします。
 40
 という計算結果が表示されています。
 A1セルには、数式を返す「数式表示」ユーザー定義関数
 =数式表示(B1)
 と入力してあります。
 B1セルの数式を文字列
 "=100*2/5"
 が返ります。
【使用方法】
 セルに直接関数
 =数式表示(
 と入力するか関数を入力するセルで関数貼付ボタン「fx」を押します。
 「関数の挿入」ダイアログボックスが表示されますので、関数の分類で「ユーザー定義」を選択します。
 関数名「数式表示」を選択します。
 数式パレットが表示されますので、セルを選択します。
 通常の組み込み関数と同じように、引数の入力ができ、数式の結果も表示されます。
 この関数のヘルプはありません。
 セルに計算結果が表示されます。
 "="を表示しないようにする場合は、
 =SUBSTITUTE(数式表示(B1),"=","")
 とします。
 100*2/5
 が返ります。
 数式の"*"を"×"に、"/"を"÷"にする場合は、
 =SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(数式表示(B1),"*","×",1),"/","÷",1)
 とします。
 =100×2÷5
 がかえります。
 さらに"="も表示しないようにする場合は、
 =SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(SUBSTITUTE(数式表示(B1),"*","×",1),"/","÷",1),"=","")
 とします。
 100×2÷5
 が返ります。