コンピュータごとの仮想ドライブ設定を一元管理し、設定から仮想ドライブを作成するソフト
■概要
 USBメモリや外付けハードディスクなど、頻繁に取り付け先のパソコンを変えていると、ドライブ文字が変わってマウントされてしまうことがあり、なにかと不便です。C ドライブと D ドライブがあるパソコンであれば、E ドライブとしてマウントされたり、C ドライブしかないパソコンであれば、D ドライブと認識されたりと、あちこちでドライブレターが変わってしまいます。取り付けたらドライブ文字はどこに行っても固定にしたいですよね。ドライブ文字を固定にすれば、例えばメーラーのメールボックスファイルはその固定ドライブ文字を使ったパスのものを使うように設定しておけば、どのパソコンでもUSBメモリ上のメールボックスファイルを使うことができます。
このようにあるドライブやフォルダを別ドライブ(仮想ドライブ)として認識させるには DOS コマンドの Subst を使いますが、都度そんなもの実行していられません。バッチファイルを用意する、という手もありますが、接続したパソコンがたくさんあると、その数だけバッチファイルが必要になってしまいます。
このソフトは、自動的というわけではありませんが、パソコンごとに、どのドライブとして認識させるかを一括管理し、ボタンを押すだけでその設定にしたがって仮想ドライブを作ります。
例えばソフトウェア開発者であれば、Temp フォルダや IIS のログファイルフォルダなどに一発アクセスするために、仮想ドライブとしてよく Subst したりしますが、このツールはまさにその Subst を実行するツールです。
USBメモリや外付けハードディスクなどにこのアプリを保存しておけば、必要なときに必要な設定を選択して Subst ボタンを押すだけで仮想ドライブが出来上がります。
他にも同様の ドライブ管理ツールは存在するのですが、パソコンごとの設定まで管理できるものが見当たらなかったので、しょうがなく自作することにしたのです。
■特徴
 ・ 設定を保存可能
 ・ 保存された設定を元に Subst コマンドをアプリケーションから実行可能(誤作動を防ぐため、実行したPC自身の設定ならば実行できるように制限かけています)
 ・ データがグループ表示
 その他、表のカラム部分での右クリックメニューからいろんなカスタマイズが可能
 ・ Excel ライクなフィルタ機能
 です。
| ソフト名: | SubstManager | 
|---|---|
| 動作OS: | Windows XP/2000 | 
| 機種: | IBM-PC | 
| 種類: | フリーソフト | 
| 作者: | あさと屋 |